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【地方創生☆政策アイデアコンテスト糸島実践編Vol.5~毎週金曜17時更新中!】

糸島市 岡祐輔 (福岡県)

コメント:1件

指定しない 2018/08/10 17:07:11

こんにちは。地方創生☆政策アイデアコンテスト2016地方創生担当大臣賞・帝国データバンク賞、2017帝国データバンク賞をいただきました糸島市の岡祐輔です。
お盆に差し掛かり、慌ただしい日々をお過ごしと思いますが、早いもので、もう5回目となり、半分が終わりました。皆様のお役に立つことができているかわかりませんが、そうなれるよう投稿を続けさせていただきます。よろしくお願いします。
さて、前回は糸島市の強みを分析したケースを紹介させていただきましたが、今回は、他の類似した事業を分析することで、政策の効果を予測・確認した事例をご紹介させていただきます。

【第5回 2グラフを比較して効果を予測する】
「政策の効果を示す」ために、成功している類似事業をデータで分析します。「食」の分野で成功している事例は幸運にも市内の漁業にありました。

図①をご覧ください。左のグラフは、販売額(売上)階層ごとの漁師さんたちの件数です。年500万円を超える層は漁師さんが増えています。漁師さんが増えるというのは全国でも珍しい事例ではないでしょうか。糸島市ではカキ小屋が一大観光地として近年人気を博しており、これが要因であると予測できます(そこで働く自治体職員だからわかることがあります)。これを探るために、右のグラフで、漁獲量を魚類と貝類に分けて分析しました。すると、左右のグラフが同時期に上昇トレンドになり、漁師さんたちが増えた原因はカキの養殖であることは明白です。

さらにRESASの漁獲物出荷先別販売額(図②)を見ると、自家販売というカキ小屋が急増し、1つのブランドが産業を押し上げる効果が大きいことがわかります。ここからブランド政策の効果や、糸島市でブランドを作り出すことが稼ぐ産業を作ることにつながり、有効な手段であると判断できます。

今回の事例では、漁師さんの所得向上とカキの売上を比較しましたが、効果と要因の2つの時系列グラフをそれぞれ比較することで、政策の効果を示せることがあります。さらに、経済分析システムであるRESASを活用することで、5年間で約2億7,000円の売上向上、1件あたりどのくらいの稼ぎになったのかなども数字で把握できます。

ぜひ、地域における生産年齢人口の推移(要因)と家計消費支出額の推移(効果)など2つの時系列グラフの比較を試してみてください。なぜ、子育て世代を呼び込みたいのか、根拠を示すことができます。
次回第6回目は、課題の絞り込みにアンケートを実施するかどうか、紹介してみたい思います。

糸島市にも、ぜひ遊びに来てくださいね!
▼きっと満足 糸島生活
https://itoshimalife.city.itoshima.lg.jp/

▼糸島スタイル!もっと糸島!
http://fukuoka-yokamon.com/matome/itoshima

▼いこいこ糸島観光スポット
http://www.itoshima-kanko.net/

▼糸島市ふるさと応援寄附
http://www.city.itoshima.lg.jp/furusato/index.html

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RESAS利用者

2018/08/14 10:25:54

カキが上昇要因だと仮説を立てられるのも、その地域をよく知っているからこその発想で、RESASを利用するにしても、事前の情報収集が大事ということですね。